
CLAUDE.mdの書き方ガイド|精度が上がる設定テンプレート付き
CLAUDE.mdファイルの書き方を実例テンプレート付きで解説。設定するだけでClaude Codeの精度が劇的に向上します。
この記事のポイント
- —CLAUDE.mdはプロジェクトルートに配置するAIへの指示書で、Claude Codeが自動で読み込む
- —言語・技術スタック・コーディング規約の3点を書くだけで回答精度が劇的に向上
- —150〜200行以内に収め、優先度順に具体的なルールを記述するのがベストプラクティス
- —/initコマンドでプロジェクト構成を分析した自動生成も可能
CLAUDE.mdとは?
CLAUDE.mdは、プロジェクトのルートに置くAIへの指示書です。
Claude Codeはセッション開始時にこのファイルを自動で読み込みます。「このプロジェクトではTypeScriptを使っています」「テストはJestで書いてください」など、プロジェクト固有のルールをAIに教えられます。
基本的な書き方
プロジェクトのルートディレクトリに CLAUDE.md というファイルを作成します。
# プロジェクトルール
## 言語
- 常に日本語で応答してください
- コード内のコメントは英語で書いてください
## 技術スタック
- Next.js 15 (App Router)
- TypeScript
- Tailwind CSS
- PostgreSQL
## コーディング規約
- 関数コンポーネントを使用(クラスコンポーネント禁止)
- 変数名はcamelCase
- ファイル名はkebab-case
## テスト
- テストフレームワーク: Jest + React Testing Library
- テストファイルは `__tests__` ディレクトリに配置
自動生成もできる
Claude Codeには、CLAUDE.mdを自動生成する /init コマンドがあります。
claude
> /init
プロジェクトの構成を分析して、適切なCLAUDE.mdを生成してくれます。ただし、自動生成された内容は必ず確認・修正してください。
書き方のコツ
| ポイント | 推奨 | 注意事項 | |---------|------|---------| | 長さ | 150〜200行以内 | 長すぎるとAIが混乱する | | 順序 | 重要なルールを先に | AIは先に読んだ情報を重視する | | 具体性 | 数値や具体例を使う | 曖昧な表現は避ける | | 禁止事項 | やってほしくないことも書く | 明示しないとAIは判断できない |
1. 200行以内に収める
CLAUDE.mdが長すぎるとAIが混乱します。150〜200行以内が推奨です。
2. 優先度順に書く
最も重要なルールを先に書きましょう。AIは先に読んだ情報をより重視します。
3. 具体的に書く
- 悪い例: 「きれいなコードを書いてください」
- 良い例: 「関数は30行以内、1つの関数は1つの責務のみ」
4. やってほしくないことも書く
## やらないこと
- any型を使わない
- console.logをコミットしない
- 既存のテストを削除しない
階層構造で使う
CLAUDE.mdはサブディレクトリにも配置できます。
プロジェクト/
├── CLAUDE.md ← プロジェクト全体のルール
├── src/
│ ├── frontend/
│ │ └── CLAUDE.md ← フロントエンド固有のルール
│ └── backend/
│ └── CLAUDE.md ← バックエンド固有のルール
サブディレクトリのCLAUDE.mdは、そのディレクトリ内で作業するときだけ読み込まれます。
実践例: Webアプリプロジェクト
# プロジェクト概要
ECサイトのバックエンド API
## 技術構成
- Node.js + Express
- TypeScript (strict mode)
- PostgreSQL + Prisma ORM
- Redis (キャッシュ)
## 重要なルール
- すべてのAPIエンドポイントにバリデーションを入れること
- SQLインジェクション対策: 必ずPrismaのクエリビルダーを使用
- 環境変数は .env に入れ、コードにハードコーディングしない
- エラーハンドリング: try-catchで適切にエラーをキャッチし、ユーザーにはスタックトレースを見せない
## コマンド
- 開発サーバー: `npm run dev`
- テスト: `npm test`
- ビルド: `npm run build`
- マイグレーション: `npx prisma migrate dev`
## ディレクトリ構造
- src/routes/ — APIルート定義
- src/services/ — ビジネスロジック
- src/models/ — Prismaスキーマ
- src/middleware/ — Express ミドルウェア
まとめ
CLAUDE.mdを設定するだけで、Claude Codeの回答精度は劇的に上がります。まずは最低限「言語」「技術スタック」「コーディング規約」の3点を書くことから始めましょう。
よくある質問
Q. CLAUDE.mdは必ず作成する必要がありますか?
必須ではありませんが、作成することを強く推奨します。CLAUDE.mdなしでもClaude Codeは動作しますが、プロジェクト固有のルールや技術スタックを指定することで、回答精度が大幅に向上します。
Q. CLAUDE.mdの最適な長さはどのくらいですか?
150〜200行以内が推奨です。長すぎるとAIが情報を整理しきれず、逆に精度が下がる場合があります。最も重要なルールに絞って記述しましょう。
Q. CLAUDE.mdをサブディレクトリに置くことはできますか?
はい、できます。プロジェクトルートのCLAUDE.mdがプロジェクト全体のルールとして適用され、サブディレクトリ(例: src/frontend/)に置いたCLAUDE.mdはそのディレクトリ内で作業するときのみ追加で読み込まれます。
Q. CLAUDE.mdを自動生成する方法はありますか?
Claude Code内で「/init」コマンドを実行すると、プロジェクトの構成を分析して適切なCLAUDE.mdを自動生成してくれます。ただし、自動生成された内容は必ず確認・修正してください。
Q. CLAUDE.mdに書いた内容はセキュリティ上安全ですか?
CLAUDE.mdの内容はAIとの対話時にコンテキストとして送信されます。APIキーやパスワードなどの機密情報は絶対に記載しないでください。技術スタックやコーディング規約など、公開しても問題ない情報のみを記述しましょう。

